「寝ろ。寝るとだいたい何とかなるから寝ろ。」鷲尾 勇気 より
お金の問題と睡眠不足も「卵が先か鶏が先か問題」のひとつである
睡眠時間をたっぷりと確保できると、以下のような効果がある。
睡眠を優先することで、無駄な出費が抑えられる
睡眠不足の状態で買い物に行くと、ついつい無駄なものを買ってしまったり、値段が高いものを買ってしまったりすることがある。しかし、しっかりと睡眠をとることで、冷静に買い物をすることができるようになり、無駄な出費を抑えることができる。
睡眠を優先することで仕事のミスを減らすことができる
睡眠不足の状態で仕事をすると、ミスが増えたり、仕事が遅れたりすることがある。逆に睡眠を優先することで、仕事のミスを減らし、収入を増やすことができるということだ。
睡眠を優先することで健康になり、医療費の支出を抑えられる
睡眠不足の健康への悪影響はしつこいほど語ってきた。
当然、しっかりと睡眠をとることで、体調を維持し、無駄な医療費を抑えることができることになるのだ。
睡眠を優先することで、ストレスが減り、節約ができる
睡眠を優先することでストレスが減れば、衝動買いや暴飲暴食が減るだろう。それによって、心身と家計の健康に繋がることは言うまでもない。
とはいうものの、常に頭の中にお金の問題があっては眠れない夜も増えることだろう。
お金の問題を解決するヒント
ポイントはこれらによって完全にお金の問題を解決することではない(できるのなら最高だが)。
「あ、なんとかなりそう」
くらいの希望を持てるようにすることである。それだけでも十分に睡眠の役に立つはずだ。
お金の問題解決のヒントとして最も重要なことは、収支のバランスを取ることだ。
収入と支出のバランスを正しく保つことができれば、お金の問題はたとえゆっくりだとしてもだんだんと解消されていくはずだからだ。
まずは自分がどれだけのお金を使っているか把握しよう。
家計簿をつけるのである。これは簡単なメモでもいいし、アプリを使うのも良い。
実はこれだけでお金に対する不安が消える人も多い。事実を知れば対策が取れるからだ。
把握したら次は予算を作成しよう。
生活費や交際費、光熱費など、必要な支出と不必要な支出を分け、毎月の予算、つまり支出計画を作るのだ。
ただし最初からがちがちに厳しい予算を立てたり、その予算にこだわりすぎるのはやめよう。それがまた不眠の原因になってしまうと元も子もない。
とはいってもゆるゆるの予算を立てるのも意味がない。支出を抑えることは考えなくてはいけない。
支出は無理のない範囲で必要なものに絞る。
例えば、食費を抑えるために、家で料理をすることや外食を控えること程度でもいい。衣服や日用品なども、本当に必要なものに絞ろう。
できる限り支払いを自動化することも、お金に対するストレスを取り除くのに有効だ。
やることが減ればその分ストレスも減る。支払いを自動化することで、忘れて延滞料が発生してしてしまうことなども防ぐげる。
自動引落や、クレジットカード支払いができるものは、全部そうできるように手続きしよう。
もし借金があるならばそれを出来る限り早く返済することを検討しよう。
借金があると言う状態は、ほとんどの人にとってとてつもないストレスなのである。
住宅ローン等どうしようもないものもあるかもしれないが、そういったものも出来る限り早く返済する計画を立てることでストレスを減らすことができる。計画を立てて先が見えるだけでも心の負担は大分減るだろう。
自分ではどうしたらいいかわからないときなどは、専門家に頼るのも1つの手だ。
最後に、収入を増やすことも当然考えるべきである。
べきではあるのだが・・・それがストレスになってしまっては結局寝付きが悪くなる。
大体において、どのような行動であれ成果、とくにお金を目標とするとほとんどうまく行かないものだ(経験談)。
「おお、こんなに儲かるとは思わなかった!」
とはならず、
「・・・こんなはずじゃなかった・・・」
と意気消沈することになる。当然夜も眠れない。
そんなことになるくらいなら、「節約」だけに絞ったほうが成果もすぐに出やすいし、心の負担も軽い。
ということでやっぱり寝ろ。現状を把握して計画を立てたら寝ろ。寝て余力ができたらいろいろチャレンジすればいいのでまずは寝ろ。
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