「運動しろ。運動するといろいろなことがいい感じになるから運動しろ。」

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「時間があったはずなのに、時間がなくなっているのはなぜか」三弐 万理人 より

 質の良い睡眠時間をキープすることと並んで、定期的な運動時間を確保することが、集中力を身につけるにあたって非常に重要であることは間違いのないところです。

 結局、体力がなければたとえ集中できたとしても長続きはしないのですから。

 人生の目標に向かって行動するためには、まずはその土台となる健康状態を回復、そして維持していかなければなりません。

行動の初期段階では「自由時間」の半分以上を、運動に当ててもいい


 気合と根性でなけなしの体力と精神力を振り絞って行動するよりも、運動と睡眠でしっかりと集中力を取り戻してから行動した方が、最終的にゴールに早くたどり着けるのは間違いないところです。

 ここでは具体的な運動方法はさておき、その運動を習慣化する方法をご紹介します。

1.目標を設定する

 運動の目的や目標を明確にしましょう。

 本書では集中力の向上のために運動を推奨していますが、他にダイエットやストレス解消などの目的があっても構わないのです。具体的な目標を複数持つことで、運動へのモチベーションを高めることができます。

2.小さなステップで始める

 初めは短時間の運動からスタートしましょう。

 例えば、毎日5分のウォーキングやストレッチから始めることで、取り組みやすくなります。少しずつ習慣化していくことが重要です。

 私は浅いスクワットを毎日5回から始めました。今は普通のスクワットを毎日30回行っています。

3.時間を確保する

 毎日の運動に十分な時間を確保するために、スケジュールに組み込むことが重要です。

 運動の時間を予定に入れ、他の予定と調整することで、継続しやすくなります。

4.ルーティンを作る

 運動を毎日の習慣にするために、ルーティンを作ることが効果的です。

 例えば、毎朝起きてから30分間のストレッチやエクササイズを行うなど、特定の時間帯や行動と結びつけて取り組むことで、習慣化しやすくなります。

5.好きな運動を選ぶ

 運動は楽しく取り組むことが大切です。

 自分が好きな運動や活動を見つけることで、継続しやすくなります。ジョギング、サイクリング、ヨガ、水泳など、自分に合った運動を選んで取り組んでみましょう。

6.パートナーや仲間と一緒にする

 私は一人でするほうが好きですが、運動をするパートナーや仲間と一緒に取り組むことで、モチベーションが高まる場合もあるようです。

 一緒に運動することで励まし合いながら続けることができます。

7.褒賞や報酬を設定する

 運動を習慣化するために、自分に対して褒賞や報酬を設定することも効果的です。

 例えば、達成した目標に対して自分へのご褒美を用意するなど、達成感や喜びを感じられるように工夫しましょう。

 ですが運動の最大の報酬は、「健康になって、集中力がつき、人生の目標に向かっていけるようになること」です。

 これらのコツを実践しながら、毎日の運動を習慣化して集中力の向上につなげてください。
 無理なく取り組むことが大切ですので、自分のペースに合わせて進めていきましょう。

発行 2023年5月29日

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